看護師になるためには?

看護師の資格を取得して就職した後

「看護師」になって病院やクリニックなどの医療機関で働くためには、4年制大学か、それ以外の機関で3年以上の専門教育を受けた後に、毎年2月下旬に実施される年1回の「看護師国家試験」(厚生労働省医政局監修)に合格する必要があります。

看護師には、人間の人体や精神を幅広く理解する力や具体的な理論に基づいた計画的な看護を実践する力などが求められるほか、多くの他の専門家と連携・協働する人間力・対応能力が必要とされます。 看護師免許を取得する前の教育において、これらの能力を培うための座学と実習両面からの教育が行われます。

試験地は、全国11ヶ所で、試験科目は、「人体の構造と機能」、「疾病の成り立ちと回復の促進」といった医療の基礎知識にはじまり、「社会保障制度と生活者の健康」などの法的知識・健康知識、「基礎看護学」、「在宅看護論」、「成人看護学」、「老年看護学」、「小児看護学」、「母性看護学」、「精神看護学」という7分野に別れる看護学を含めた10科目となります。 試験日は1日のみで、1日で全10科目の試験がなされ、合格基準はおおむね65~70%ほどで推移しています。

毎年5万人ほどが受験し、その8~9割が毎年合格

ここ20年ほどの「看護師国家試験」は10人に1人しか合格しないと言われる国家試験もある中で、「看護師国家試験」はかなり合格を狙いやすい資格だと言えるでしょう。毎年実施されている「看護師国家試験」の試験問題と正答に関しては、医師、助産師、保険師のそれと同様に、厚生労働省のホームページにて公開されているので、そこで過去問をチェックすることもできます。

また、学校で勉強はしたものの看護師資格の取得をしていなかった方が何年か経ってから勉強し直し、資格取得する場合もあります。 ただし、この場合に注意して欲しいのは「独学」はかなり難しいということです。1年2年でできるだけ早く取得することを考えるなら、予備校などで試験対策の勉強をしっかりやることをオススメします。