看護師転職サイトの仕組みについて

看護師専門の転職サイトを利用したことがあると言う方はご存じだと思いますが、転職サイトに登録すると担当のキャリアコンサルタントが、希望条件に合った医療機関の「情報収集や選択」、「面接の設定」、給与などの「条件交渉」など、転職活動をフルにサポートしてくれます。また、転職に成功すると祝金までもらえる転職サイトもあります。

ここまで手厚いサービスをしてくれるにも関わらず、これらはすべて無料で受けることができます。転職を考える看護師にとってこれ以上嬉しいことはありません。でも、利用者からお金を受け取らずになんで運営できているのか不思議に思いますよね?どういった仕組みで利益を上げているのかと考えてしまいます。

看護師転職サイトが無料で利用できる理由とは?

転職サイトは看護師に限らず様々なサイトが存在します。その多くの転職サイトの収入源となっているのは、主に掲載する求人の紹介手数料(広告宣伝費)から賄われています。そして、この紹介手数料(広告宣伝費)には大きく分けて2種類のタイプが存在します。

1.掲載時宣伝費

一つは従来通りの掲載時宣伝費。スペースを貸すことで一定の金額の広告費を受け取る方法です。求人誌などの紙媒体では求人の大きさや、カラーか白黒かなどによっても金額が変わってきます。転職サイトの場合、それらによる違いはありませんが、サイトに掲載をする事で発生する広告費と言う点では変わりありません。ただこの方法が採用されているのは求人誌などの紙媒体がほとんどです。

2.成果報酬型宣伝費

もう一つは、比較的最近利用されるようになった成果報酬型の宣伝費。求人情報の掲載自体には広告費の費用は一切かからず、サイトを経由して求職者が採用されたときに成功報酬が発生する仕組みです。転職サイトに関しては、ほとんどがこの方法を採用しており、成功報酬の相場は内定者の年収の1~3割ほどと言われています。

つまり、年収500万円の看護師が、転職サイトを通してある病院に就職したとして、その成功報酬が年収の2割だったとすると、

500万円×20%=100万円

となり、100万円の紹介手数料を就職先の病院が転職サイト側に支払うというわけです。

医療機関や介護施設などは人手不足に悩まされているのが実情で、優秀な人材は欲しいが、そのための経費は出来るだけ抑えたいというのが本音です。成果報酬型の転職サイトの場合、掲載すること自体は無料で行なう事が出来、実際に雇用をした場合に人数に応じて対価を支払うことになるため、無駄な出費がなく効率的に求人情報を掲載することが出来ます。そのため、多くの医療機関や介護施設などは、転職サイトを活用して効率的な採用活動を進めようと考えるのです。

双方の利害が一致する成果報酬型の転職サイトは増加しており、現在の転職サイトの主流になっています。