看護師の転職と就活の価値基準を明確に

転職・就職の価値基準を明確にしよう

終身雇用が常識だった昭和の時代が過ぎ、平成の世になって転職活動、そして就職活動にいそしむ学生や社会人の姿は日常的なものとなりました。それとともに注目されるようになってきたのが、「自己分析」や「自己啓発」といった自分という一人の人間をどういう風に表現していくのか、そして成長させていくのか、という考え方です。

看護師の就活における「自己分析」とは、もちろん、面接や履歴書での自己PR文章を掘り下げるためにも必要ですが、それよりも、自分が医療の世界で何を目指したいのか?または、どういった理由で転職したいのか?……という就活の「ゴール」を明確にするために用います。

自分の願望や望みを具体化すること。それが、「自己分析」です。手法はインターネットや自己啓発本・ビジネス本などを探すといくらでも見つけることができますが、基本的な手法でいえば、たとえば、

1:自分の願望や望み(または、不満やストレス)をすべて書きだす。
2:叶えたい願望(または、解消したい不満)の優先順位をつける。
3:その中の「1番」が叶う就職先をリストアップする。
4:複数の候補があれば、「2番目以降」の条件によりマッチした就職先を選ぶ。

こういった流れで自分の考えを整理していくのが良いでしょう

もちろん、これは「条件」でしかない。

つまり、データで見た側面にしか過ぎません。実際の職場の雰囲気やムードが自分に合うかどうかは、自分の目で確かめてみるしかありません。小さなクリニックや医療機関であれば、やはりその場所を取り仕切っている医師(院長先生)の人柄が自分にフィットするかが一番大事です。

総合病院や大学病院など、大勢のスタッフが入れ替わり立ち替わり働く職場であれば、個々の人柄との相性より、職場全体の「空気」が自分にフィットするかを重視しましょう。たとえば、テキパキとして自分で考えて動くことを求められる職場と、職場全体のリズムを大切にして動くことが求められる職場とでは、だいぶその働き方も変わってきます。

職場ごとに、やはりそこで働いている人たちの意識や考え方というのが滲み出てくるものですので、自分にフィットする場所かどうかの見極めは慎重に行ないましょう。

いずれにせよ、就職・転職において大切なのは、自分の『価値基準』です。

何のために。
何を優先して。
何を我慢して。

いま、目の前にある選択肢から選ぶのか。転職や就職してから後悔しないように、しっかり考え抜いた上で応募先、就職先は選ぶようにしましょう。